こんにちは、うにです。


この記事はマーケットと逆の動きをするインバース系ETFを買付して、みるみる含み損が拡大して抜け出せくなった、(通称インバ沼(印旛沼)にはまってしまった)あなたへとしていますが、何を隠そう、私自身の懺悔(?)です。
図1


後悔と反省の気持ちをしたためています。後に自分が見た時に、「あの頃はバカだったなあ」と思えるようにと、同じ失敗を繰り返さないように記録しています。


下がると思っていて、短期で仕掛けるのは、いいと思いますが、見込み通りにならない場合には、さっと気持ちを切り替えて、当初のルール通り、損切りをすることが重要です。
一連のインバース投資で身に染みて理解できました。


>未来の自分へ
必ず買付の前にルールを設定し、その通りに手仕舞いしましょう。


タイトルの結論としては、対処方法は保有ポジションを解消(売却)するしかありません。インバース系ETFは長期で保有すると傷口が広がるので、すぐに売却して、新たな投資先に資金を振り向けた方がいいのですが、1点だけ救いようがあるとするならば、損益通算くらいです。
(これはインバース系ETFでの損失に限らず、一般のETFや個別銘柄での損失にも適用可能です)


証券会社の口座で、特定口座(源泉あり)を選択している場合、年間の譲渡損益と配当所得に関して、損益通算をして、税金を払いすぎていた場合、還付金として翌年度に返金されます。
(この場合は確定申告は不要ですが、損失の繰越控除(3年間)を活用する場合は、確定申告が必要です、詳細は証券会社のHP等をご確認ください)


他の株やETFでプラスが発生している場合、配当がある場合は、一度計算してみてはいかがでしょうか。仮の計算ですが、インバース系ETFで20万円の損失が出て、配当金が20万円(税引前)あった場合、配当金の源泉徴収税額(40,630円 ※)が還付されます。

【損益通算のイメージ】
図2


(※)40,630円:20万円×20.315%(所得税(15.315%)+住民税(5%)


仮に他の取引がない場合、年内の損益はインバース系ETFで20万円の損失が相殺され、還付金の金額(40,630円)のみのプラスとなります。


参考になれば幸いです。


ではでは。